ウイルスへの効果について
ウイルスとは、DNAまたはRNAのいずれかの核酸と少数のタンパク分子からなる粒子状の物質です。 単独では増殖能を有さず、細菌・動物あるいは植物の細胞内に侵入し宿主細胞内の代謝系を使ってはじめて増殖することができます。
エンベロープを持つ一本鎖(+)RNAウイルスの例としては以下がございます。
エンベロープを持つRNAウイルスの一例
種類 | タイプ | エンベロープ | サイズ(nm) |
---|---|---|---|
コロナウイルス | RNA | あり | 100 |
インフルエンザウイルス | RNA | あり | 80-120 |
SARSウイルス | RNA | あり | 80-220 |
AIDSウイルス | RNA | あり | 110 |
出典:Fields Virology, Volume 1 (3rd Edition) Hardcover – January 1, 1996より
ウイルスの構造
試験結果
インフルエンザウイルスを用いた抗ウイルス試験(JISL1992:2016繊維製品の抗ウイルス試験方法)において、 「十分な効果あり(Mv≧3.0)」の結果を得ています。