新型コロナウイルスへの効果について
新型コロナウイルスへの効果があることを確認しました。
抗ウイルス性試験
試験ろ材 | 酵素ろ材 |
---|---|
試験方法 | JIS L 1922「繊維製品の抗ウイルス性試験方法」準用 |
感染価測定法 | プラーク測定法 |
試験ウイルス | SARS-CoV-2 NIID分離株;JPN/TY/WK-521(国立感染症研究所より分与) |
試料 | ウイルス感染価 (PFU/vial)(注2) 常用対数値 | 減少値 【M】(注4) | 抗ウイルス活性値 【Mv】(注3) | |
---|---|---|---|---|
常用対数値平均値 | ||||
無加工試料(注1) | 接種直後 【lg(Va)】 | 6.14 | 1.4 | - |
24時間作用後 【lg(Vb)】 | 4.70 | |||
酵素ろ材 | 24時間作用後 【lg(Vc)】 | <2.30(注5) | - | ≧2.4 |
(注1) 無加工試料:標準布(綿)
(注2) PFU:Plaque Forming Units
(注3) 抗ウイルス活性値【Mv】=lg(Vb)-lg(Vc)
(注4) 減少値【M】=lg(Va)-lg(Vb) (試験成立条件 : 減少値【M】≦2.0)
(注5) 検出限界以下:<2.30
新型コロナウイルスを検出限界以下まで
不活化させることを確認いたしました。
- JISに準拠した抗ウイルス性試験によるろ材面での結果であり、実使用空間での実証結果ではございません。
- 24時間作用後に酵素ろ材を用いた試験にて、検出限界以下となった為、【Mv】≧2.4となっております。
- フィルタ交換の際は、防護服、ゴーグル、マスク、手袋を着用し、訓練を受けた者が実施してください。