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エアフィルタ試験方法

エアフィルタの試験方法は対象フィルタの種類・目的によって3種類があります。
意味のある正しい性能評価を行うためには的確な試験方法を選ぶ事が大切です。

1.重量法

捕集した塵埃の重量を測定して効率を計算します。
大きなごみを捕集するプレフィルタ等の測定に使われます。
AFIやJISの規格が使われます。

2.比色法

フィルタの上流と下流からサンプリングした空気をろ紙に通過させその汚れの変化を色の濃淡で比較する測定方法です。
中性能フィルタの試験に使われます。
ASHRAEやJISの規格が使われます。

3.計数法

測定する塵埃はダストカウンターを使用して計数します。
非常に微細なエアロゾル粒子を捕集するHEPA、ULPA等を対象にします。
試験用粒子はDOP、PAOなどのスモークを使います。

性能試験装置

性能試験装置準拠JIS規格B9908、Z4812、B9927
性能試験装置

エアプロダクツ株式会社が製造するHEPA・ULPAは全数、性能試験装置により試験を行います。
試験結果はシリアル番号により記録・永久保管されます。
更にULPAは全数、リーク試験装置でスキャン試験を行います。
HEPAはオプションご注文によりスキャン試験を行っております。